先日は低気圧の接近に伴い、突風が吹く
など風の影響が強く、そのせいでガラス
破損となった事例も数件ありました。
多かったのはドアのガラス破損です。
突風に煽られてドアがねじれたり、ドアが
開きすぎて壁に当たったり。
でもそのようなガラス破損事故が起こる
原因は突風ではなく別のところにありました。
それはどこのお宅でも事前の兆候を感じて
いたようです。
今回のドアガラス破損事故は、どこのお宅も
ドアの締りが以前から悪かったのです。
つまり閉めたつもりがキチンとしまっていな
かったためにドアが煽られてガラス破損と
なったものです。
どこのお宅も「ずっとドアの調子が悪かった」
とおっしゃってました。
おそらくそのドアの不調を事前に修理して
おいたならば今回のガラス破損事故も防げた
はずです。
突風等とは関係ありませんが、先日引戸
の修理に伺ったお宅も、引戸がガラガラと
音を立てながら開閉が重い状態であっても
数年間放置していたために、戸車交換修理
だけではなくレールの修理まで行う必要が
ありました。
これも不調が分かった時に修理しておけば
軽微な修理代で済んだと思います。
体に不調があるときは病院のお世話になり
ます。
これも当然早い時にお世話になった方が
大事には至りません。
家も同じです。
ドアや窓、玄関や引戸など家の可動部分は
永久的に壊れないものではありません。
開閉時の音や重さ、カギの不具合などなに
かしらの不調を感じた時はお早めの修理を
お奨めします。