玄関ドア開閉不具合修理作業

日向市内(春原町)のお客様から玄関ドアの
不具合修理のご依頼です。

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こちらの玄関ドアです。
実はこのドアの骨組みはスチール(鉄)で劣化に
よりドア下部の内部が錆びてしまいドアの厚みが
大きく膨張しているんです。
だから、内側から閉める時の最後は綱引きのよう
に引っ張り、外から閉める時の最後は足で蹴って
閉めているようです。

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下枠を見ると、下方向にも膨張していて下枠を
擦っているようです。
一応、1日~2日程度の工事で玄関ドアを取替え
リフォームできる商品もあるので勧めましたが予算
の関係上ちょっと厳しいとのこと。
なんとか修理できないだろうか?という切実なご依頼
により、チャレンジしてみることに。
日程をあらためて調整し、いざ修理へ。

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現場からドアを取り外して持ち帰ります。
このドア、スチールドアなのでとにかく重い。
取り回しだけでも結構な力仕事になります。
ドアの横にして下部を見ると、案の定、錆の膨張で
小口が開いています。

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小口を開いて、錆びた骨組の一部とハニカムを取り
出します。
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錆びた骨組みの代わりにアルミの角材を用意します。
アングル材で小口を塞いで加工します。

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代用のアルミ部材を挿入し固定します。

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小口を元通りに塞いでビスで固定します。

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最終的にかなりの錆とハニカムが出ました。
その後は、現場へ納品して枠に取付け建付け
調整を行って完了です。
無事に修理できてなによりでした。
ありがとうございました。

 

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